仕事・出世・会社

ウォーレン・バフェットは、なぜ日本の5大商社株を買ったのか?


2020年8月30日に、
バークシャーハサウェイを率いる伝説の投資家、

ウォーレン・バフェット氏が、
日本の5大商社の株を、6600億円分購入したとの
情報が市場を駆け巡りましたね。

バフェット氏といえば、
コカ・コーラやバンクオブアメリカ、
ハインツ(ケチャップメーカー)など

一般大衆に知名度があり、ブランド力が高い企業を
割安なタイミングで購入して、長期保有する投資手法
というイメージがありました。

最近でいうと、
アップルを大量に購入して、大株主になっていますもんね。

だからこれを見ると、
「だれもが簡単に理解できる事業」であることが
株を保有する条件のように思えますよね。


それなのに、商社?めちゃくちゃ不思議でした。
というよりも理解できるの?商社っていう仕組みを?
そんな疑問が、先立ちました。

日本の総合商社ほど、外国人にとってわかりにくく、
しかも、各業界に隠然たる力を持っている企業は、
外国には、ほとんど無いはずです。

私たちは、日本で仕事をしているからこそ、
彼らの力を知っていたり、見せつけられるのであり、

外国人からすると、何をしている会社かを
理解するのは、非常に難しいのではないかと思います。

総合商社のビジネスモデルは、
もともとは、卸売業→仕入れたものを利益を乗せて売る。
これにつきます。

けれども、そんな単純なことだけでは終わりませんよね。

不動産、建設、金融、物流、製造・・すべてにおいて
彼らは、草の根をかぎ分けてでも、金の匂いがするところには
存在するといっても過言ではありません。

国内のすべての事業の立ち上げには、彼らがかかわっている。
そう思ってもらうとわかりやすいです。

いつだったか、究極の投資銀行=日本の総合商社であると
どなたかが言っていたのが、仕事をしているとよくわかります。

私が、度肝をぬかれたのは、海外展開の時の話です。

アジア地域の小国で、土地を買い、工業団地を造る。
もちろん、その団地付近の道路を作ることにも参加し、
電力などのインフラ作りにも協力し、工業団地の誘致を
日本国内で仕掛ける。

そして、その言葉に乗って、日本の企業が
現地に工場を建てるとなれば、その建設にも関わり、
家族の家や保険の相談にも乗ります。

挙句の果てに、海外の工場でつくるために必要な
部品の運送・物流も、ルートを作り、文字通り口銭を受け取る。

一つ一つの口銭は、たいしたことはなくとも、
これだけの事業を展開すれば、その口銭のみならず
事業規模は莫大になる。

5大商社のやっていることはこういうことなんです。

こんな究極のコーディネーター事業を、バフェット氏が
見抜いたのであれば、本当に天才です。

これは、かかわっている人しかわからないでしょうからね。

20年ほど前から、商社不要論っていう言葉がありましたが、
こと日本においては、ありえません。

日本から商社がなくなる日は、
日本が沈没する日だと、私は思っています。

銀行がなくなっても、商社はなくなりません。
それくらいすごい企業なんですよ。

バフェット氏がそれを見抜いて投資されたのかどうかは
わかりませんが、投資先としてはかなり魅力的ですね。



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