サラリーマンの書評

社会人が読むべき小説 鉄の楽園② 楡周平


昨日に続いて、鉄の楽園の中から
心に残ったセリフを引用します。

現在の日本の大企業が、陥っている
負のスパイラルについて、見事なほど
的確にとらえた言葉。

いま、全員が仕事とは何のためにするのか?
誰を喜ばせるためにしているのか?

もう一度、考える必要があります。
部品に終わっちゃいけないんです。

引用:楡周平 鉄の楽園 P255

日本の技術は高い。製品は高品質、かつ高性能。
いまだに、そう思い込んでいる日本人はたくさんいますが、
そんな時代はとっくに終わっています。

その理由。
企業の組織、そこで働く人材も、モディフィケーションは得意でも
イノベーション、特に革新的な製品開発能力に著しく欠けているから。

所属する部署、命じられた職務以外のことに口を挟むのはタブー
命じられた仕事をこなすだけ。

それが、日本の組織であり企業。

ポイントは2つ。

一つ目は、日本の技術力の高さを
いつまでも誇りに思っていること。

特に、高齢の方に多いのが一般的です。
ただし、どの年代にもまんべんなく存在します。

日本はすごい、すごかった。中国はけしからん。
これをいつまでも、呪文のように唱え続ける人たち。

普通に考えれば、生産設備は最新のものを導入し
圧倒的に安いコストで生産している日本以外の国の方が
メリットありますよね。

でも日本はすごい!に凝り固まっている人は
その点は無視して、過去の栄光にすがり続けます。

そして、昔はこんな苦労した・・のオンパレード。
もうええっちゅうねん。

変化にはとことん目を背ける人があまりに多いのが
今の現状です。

二つ目は、組織化の弊害。サラリーマンの極致。
他部署のことは、口出しができない事実。

これは今も昔も、おそらく変わらないのでは?
と思います。

意外に思われる方もいるかもしれません。

ですが、昔はこれを打ち破るリーダーシップを持った
オーナーが厳然として存在しました。

全ての経営においての責任を負う社長という存在。
イコール、会社のオーナーです。

変に株主にご機嫌を取るようになってからが、
おかしくなっている原因の一つであるとともに、
日本人自身が、責任を不明確にさせる特異な技術??を
持っていることが、その要因でしょう。

歴史を振り返れば、一目瞭然。
江戸時代の幕末の混乱しかり・・。

誰に決定権があるのかが、きわめてわかりにくくなっていて
みんなが責任を取りたがらない社会になりつつある。。。

会社組織自体がもう、時代にそぐわない形態なんです。
だから、学びが必要なんです。


「学びなおし」で一歩踏み出そう!

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