サラリーマンの書評

燃えよ剣(上)をレビューします。

先日も書きましたが、読書の世界にのめりこんだのは中学生のとき。

親父の書棚にあった本のなかで、なんとなく手に取ったのが

「司馬遼太郎)でした。なぜ、この本を読みだしたのかは

本当に覚えていないのですが、強烈なインパクトがありました。

なぜこの人が主人公たりえるのか?というところから入りますが、
そこは司馬遼太郎先生の軽やかなテンポの良い運びで読みやすさ満点です。

 

書評というにはおこがましいですが、上巻を3つの点でレビューします。

・印象に残った言葉

・沖田総司

・和泉守兼定

印象に残ったセリフ

「知っているさ。総司、いっておくがおれは副長だよ。

(中略)

副長がすべての憎しみをかぶる。いつも隊長をいい子にしておく。

(中略)

どういうときがばらばらになるかしっているかね。

副長が隊士の人気を気にしてご機嫌取りをはじめるときさ。(後略)

このセリフにすごく影響を受けました。

なぜか、この時からリーダーシップというよりもNO.2でいることの

格好良さというのに目覚めてしまいました。

強い組織を作るためには、トップもさることながら、それを支える

NO.2こそが、実はもっと大事なのでは・・。自分がそれをするべきだ!

と結構、最近まで思ってましたが、強いリーダがいる前提での考えなので

自分のやりたいことをやるためにはやっぱり、自分がリーダーで率先する

べきなんですよね。

でも、この歳三が言った言葉は、日本人には馴染み深い言葉なのでは?

という仮説を持ってます。

・組織のためには、自分がいやなことを進んで引き受ける。

・トップを輝かせるために自分は我慢をする。

・そしてトップは、仕えてくれた人たちに最大限の配慮をする。

べきである・・と。

土方歳三であろう

としたからこそ、日本の発展があったのではないか?とも思えます。

また、そうすることができるほど右肩上がりの時代、組織戦での

戦いが主であった時代は、こういう滅私奉公の姿こそが美しく映る、

という風に感じますし、今、時代が移り、こういう組織に対しての

純粋で強烈な忠誠心が薄れつつあるなかで、本当はこういう姿の

方が日本人としては、望んでいる姿なのじゃないか・・とも思わされます。

沖田総司

新撰組という確固たる組織が出来上がるまでの過程を描いているのが

上巻ですが、そのなかでも特に物語の印象をあかるく色づけてくれるのが

総司との会話です。

誰からも恐れられている、鬼の副長に対して、いたずらっ子のように

歳三に対していう言葉が、ふたりの関係のみならず、新撰組という

鉄のつながりをもった集団において、どこかほのぼのとした家族の

ような関係を連想させます。

鮒鮨ですよ。土方さんの好物のはずだ。(中略)

たれも食いつきゃしませんよ、新選組の副長以外は。

同時に局長の近藤と土方と、近藤と沖田の関係とはまた違った

アクセントとして物語に彩を添えてます。

和泉守兼定

もう一つは、刀の中子が血で腐るともいわれたほど、乱刃を

ふるうことになった和泉守兼定との出会いのシーンです。

読んだだけでその刀と歳三がひきあうような形で持つことに

なったところが描かれており、ここも読みどころです。

まとめ

上巻は新選組が出来上がるまでの、いわば彼らにとっては

上り調子のところを描いているため、非常に読んでいてワクワクします。

下巻のレビューはまたいずれ。。。

行政書士試験2回目挑戦へ。 モチベーションをなぜ回復できたか?前のページ

行政書士試験2回目の挑戦 条文素読&写条文。次のページ

人気記事

記事一覧

ブログランキング参加中です!ご協力お願いします。

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へ
にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

  1. 子育て、受験、習いごと

    40歳からでもできる武道、意外かもしれませんが極真空手なのです。
  2. サラリーマンの書評

    燃えよ剣(上)をレビューします。
  3. 行政書士資格

    行政書士試験 2回目の挑戦 予想問題集
  4. 行政書士資格

    行政書士試験2回目の挑戦 ユーキャン行政書士講座神ってます。
  5. その他の資格・勉強

    次の目標は、何にしますか?簿記の受験を考えませんか?
PAGE TOP