サラリーマンの書評

燃えよ剣(下)をレビューします。

上巻は先日の記事にも書きましたが、
新撰組が出来上がるまでのプロセスが描かれております。

土方歳三にとっては、どちらかというと
ワクワクした人生が描かれた部分です。

下巻は、鳥羽伏見の戦い、
つまり彼らが命を賭して支えてきた江戸幕府、
徳川家が崩壊するなかで、
・損か得かということだけではなく、
・信じてきたものを背負いながら
・律義に生き続ける姿を”節義”として描き、
・格好良くもどこかはかなさを感じさせる
物語となってます。

・鳥羽伏見の戦い
・近藤との別れ
・お雪の存在

書評というにはおこがましいですが、下巻を上記3つの点でレビューします。

鳥羽伏見の戦い

この戦いは歴史上、本当に不思議な戦いだと思います。

兵力的には幕軍が必ず勝てる兵力を装備していたにもかかわらず
・薩摩と長州が手を組んだことと、
・錦旗を薩長軍が手に入れたこと、
・そしてそれを幕軍の対象である徳川慶喜が極端におそれたこと
が、
ターニングポイントであったという風に書かれてます。

当然今となっては、タイムマシンがあるわけでもなく、
当時の人が生きているわけでもないので、
話を聞くこともできない中で想像でしか推論できないのですが、
本当にそれだけだったのでしょうか?

時代の流れ・・ということだけで、
くくっていいのか?という気持ちにはなります。

”この戦はちいと違うんだ”
という近藤の言葉が時代に取り残されつつも、
自分の信じた節義に殉じようとする新撰組の姿勢に
男くささを感じます。

いつの時代も、
現場で腹くくって仕事している人間はおきざりにされ、
頭の良い腰のすわりの悪い人間が得をする世の中であることは、
古今東西変わらないということです。

そういう現場の人間がわるい!
ということをいう輩が最近多いのですが、そういう人たちに
社会や会社が支えられているのが事実です。

だまって上に逃げられないように力をつけましょう!!
話がそれてしまいました。

近藤との別れ

おそらくは、この物語の一番のポイントでしょう。

時代の流れを感じ、
このままではまずいと感じながらも
「どうすることもできないが、潔く死にたい」
という近藤勇。

潔さよりも、
「最後の最後まで徹底して対抗していく人間も必要だ」
という土方との対照的な生き方の違いを描いてます。

自分はどっちだろう。
近藤のようにあきらめるだろうか?
土方のように最後まで徹底的に抗戦するか?

戦のない現代では考えられませんが、
仕事に対する自分の取り組みを考えると・・・・
彼らのように30代でそこまでのことを背負ってやってないので
比べるのが恥ずかしい・・というのが結論ですね。

お雪の存在。

上巻の最後に登場し、下巻では土方歳三という人間を
人間たらしめる存在であるメンバーが、近藤・沖田から
お雪に変わっていくところが、はかなさを感じさせます。

特に、大阪、函館での出会いのシーンは、
まさに映画のようなシーンですが、
実際に画像にすると地味に映ってしまうのではないか?
と思ってしまうほど切ないシーンです。

剣に導かれ、節義に生きた男が、
お雪という存在により人間臭くなるも、
最後まで節義に生きるというところは
かなりの格好良さを感じる小説です。

「学びなおし」で一歩、踏み出そう!

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