サラリーマンの書評

再生巨流:楡周平 サラリーマンの書評

最近、よく本屋の小説文庫本コーナーで
「再生巨流」が人気NO.1って書かれてます。

いや、なんで今頃?
だいぶ前の小説やけど。。。
ということで、引っ張り出してきて

読みだすと、とまらんですねぇ。
楡周平先生の本は。

ビジネスの組み立てとして参考になる本です。

ほかの作品も読みたくなるくらい・・
表現が正しくないかもしれませんが、感染力が強い気がします。

「再生巨流」は、スバル運輸という会社を舞台にした小説です。
運輸会社の花形であるセールスドライバーや営業部門ではありません。

運輸会社が、今後考えるべきサービスを含めた現場を
すべて見直すビジネススタイルについて書かれており、
また、兵站が語源であるロジスティクスとは何か?
という問いを、現代的な形で答えを導き出している小説です。

出版されたのはもう15年も前ですが、今読んでも
ビジネスの組み立て方としては、非常に参考になる本です。

読みどころ①単に「物を運ぶ」からの変革。

一番かっこよく感じるところですよね。この部分って。
これまでの業態から、少し視点や切り口を変えるだけで
市場がブルーオーシャンになる!というところです。

楡先生の本を読むといつも、物の斬新なとらえ方と、
現実面でも、すぐに応用できそうなアイデアに、いつも驚かされます。

ただ、実際の商売でなかなか生かせていないところが
つらいところですが。。。。私の場合はですよ。

読みどころ②社主への電撃訪問。

オーナー企業に勤めた方はお分かりだと思いますが、
いわゆる財閥系の企業達と違って、
オーナー=創業家社長というのは、
全く特別の存在なんですよね。

ともすれば、本当に声をかけにくい聖域化された領域なわけです。

現実、少なくなってきているとは言え、
まだ実際に、日本の会社のほとんどが

オーナー企業であることを踏まえれば、
この小説の「社主」のイメージは近しいものがあります。

とするなら、主人公がこのビジネスをオーナーに直訴しに行く
ところというのは、簡単に描かれているようで、結構キーポイントです。

言葉通り、クビを掛けての直訴ですから、当然気のはいり方が
違ってきますので、ここをうまく乗り切れるかどうかという
表現は抜群だと思いました。

こういう人間が少なくなりました。
もはやサラリーマンにはいないんじゃないでしょうか。

20年前は、少なくとも役員クラスの方や
事業部長、統括部長クラスの方々は、
これくらいの気概を持って仕事をしておられました。

でも、いつからか、自分の保身しか考えない人間が
多くなっているのが、本当に残念でなりません。

自己責任!という言葉を言い始めたころから、
日本はおかしくなっていると思います。

でもこの流れは止まりません。
この小説のような夢を持って大きな市場を取りに行くなんていうのは、
本当にもはやフィクションでしかないでしょうね。

再生巨流:書評まとめ

・自社の強みと市場のニーズをうまく組み立てて、
少しヨコの市場とつながりを持たせることで、
大きなビジネスがくみたてることが可能!

・オーナーなど絶対に逆らえない、逆らいたくない上司たちに
信念をもって、企画を通す主人公の強さ。

・ここに描かれる大企業はもはや小説上でしか存在しない、
なんともいえないノスタルジーを感じる点。

「学びなおし」で一歩、踏み出そう。

理系の学生が取るべき資格は簿記やビジネス会計、情報技術者試験!オススメ理由を解説!前のページ

退職代行って都市伝説じゃないの?違います。退職代行Nextを紹介します。次のページ

人気記事

記事一覧

ブログランキング参加中です!ご協力お願いします。

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へ
にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

  1. 仕事・出世・会社

    梨泰院クラスにドはまり。。韓流ドラマすごいな。。日本大丈夫?
  2. サラリーマンの書評

    一瞬の風になれ:サラリーマンの書評
  3. 子育て、受験、習いごと

    浜学園と日能研の比較を赤裸々に!塾選びって困りますよね。
  4. 行政書士資格

    時間があるな・・。そうだ!判例集を読もう!!
  5. その他の資格・勉強

    FP試験直前!追い込み学習について
PAGE TOP